2022年の初めに
大変遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。
さて、仕事始めから忙しくなりました。
メールフォルダを開けると、お問合せやオンラインレッスンのお申し込みが待ってましたとばかりに並んでいました。
ご対応はご要望内容によって変わるため、素早い返信が出来るものと、どうしてもお時間を頂戴する場合とに分かれます。
取り敢えず、冬休みにいただいた分へのご回答や対応は、一昨日終わりましたが、休日も入れたら1週間以上お待たせしてしまったお客様もいて、大変申し訳ない次第です。
このブログにて、お詫び申し上げます。
大変申し訳ございませんでした。
それにしても、コロナ以降はお問合せが増えているような気がします。
お正月の間にNet検索でiPMを見つけた!ってお客様もいらっしゃいました。
皆さんデジタルパターンへの方法やツールをお探しなんですね。
アパレルCADは高いから…という理由で、iPMへもお問合せを頂戴しますが、猪瀬の個人的見解では、値段を一番の理由にするのはやめた方がいいと思います。
先ずはどんなデジタルパターン作業がしたいのか?
デジタルにしたパターンを何処に出すのか?
そういったことを整理して、最後に価格で比較しないと、安いと思って導入しても、結果的に買い換えることになったら、高い買い物ですからね。
お気をつけください。
話は逸れましたが、お問合せが多いってことは、さぞやiPMは儲かっているんだろう…と思われる方もいるかもしれませんが、実のところiPMは会社の中の非営利団体みたいな存在です。
笑笑
社長が元アパレル出身者であることで、アパレルへの想いがあって続いていると言うだけで、iPMで利益が出ることはないんです。
母体のベビーユニバースがあるから、iPMがあると言えます。
まぁ、私もアパレルにいたことで、iPMを無くしたくないって気持ちから5年前に手を挙げただけで、アパレルの経験が無かったら今こうやってブログ書いていることもなかったと思います。
多分、他のプラグインベンダーさんも同様じゃないかなぁ?
大きな柱となる事業があって、プラグインの儲けは度外視でやっておられる会社さんは多いんじゃないかと思います。
初春の時期に、裏話をブツクサと…すみません。
さてさて、話を変えようと思います。
これをお読みの方の中には「玉置の仕事場」のメルマガ登録をしている方もいらっしゃることと思います。
元旦の日の<玉置の仕事場 メールマガジン Vol.00260> はお手元に届いているでしょうか?
読みました?
読んでない方は、メールを開いて探してくださいね。
いきなりのお年玉でしたよ!
題名からして「超低コストiPM」ですからね!!!
いつもながら玉置さんには、やられます!
こんな動画をいつの間に作っていたんだか…。笑
一般公開されてますから、ご興味ある方は是非ご覧ください。
内容は4つのパートに分かれております。
1.スキャナーもプロッターもなしでデジタル化
https://www.youtube.com/watch?v=jjadOTtBGZQ&t=2s
2.スキャナー不要の手入力
https://www.youtube.com/watch?v=H8AJtdEn9D8
3.A4プリンターでの出力
https://www.youtube.com/watch?v=35MyMKst0iA&t=2s
4.A4スキャナーでの入力
https://www.youtube.com/watch?v=Pig5x0UyxkE
これらの作業内容を全部動画にしているんですから、これは一件の価値ありですよ。
いやいや、こんな作業じゃ精々趣味レベルだろうと思う方いるでしょ。
それは間違いです。
玉置さんは、30年に渡って携わったTHE NORTH FACEの商品を、この方法を使って作業してきたんです。
THE NORTH FACEのチーフパタンナーなら、高額なCADくらいあっただろって?
確かに、ゴールドウインにあったと思いますよ。
でも、玉置さんは自身のアトリエを持って、そこで作業してましたし、最初は自宅の1室でTHE NORTH FACEのパターン作業をしてたんです。
自宅の1室ったって、そんなに広い部屋じゃなかったし、押し入れを改造して机がわりにしてMac置いて作業してたんです。
THE NORTH FACEのチーフパターンナーが?と、思われるでしょうが本当ですよ。
その後、代々木に広いアトリエを用意されましたけどね。
そちらに移るまでの、THE NORTH FACEの立ち上げ時期から数年の最も忙しい期間は「超低コストiPM」方式でやられていました。
だからこの方法には、大きな実績があるんです。
多分、今までは身近な人や、玉置レッスンを受けた人しか知らないんじゃないかなぁ?
それを一般公開しているわけですから、絶対に一度は見ていただきたい!
アパレルCADや3DCADが無くても、工夫次第で何とか…いやCADレベルのことが出来ることを知るのは、必ず良い刺激になるでしょう。
それに物作りの原点が、そこにあると思うんです。
案外、何でも揃っているところからは、革新的な物は生み出されないんじゃないかと猪瀬は思います。
そう考えると、今コロナ禍でiPMへのお問い合わせが増えていることは、もしやそういった工夫の出来る人が増えているってことなのか?
まわり回って、なんか最初の方の話に戻ってきた?
猪瀬の勝手な思い込み?
最後にもう一度。
ご興味ある方は是非ご覧くださいね。
また、今年こそはデジタルパターンをイラレでしたいとお考えの方。
泉井さんのレッスンに、玉置さんのレッスンと色々取り揃えておりますので、お問合せ&お申込みをお待ちしております。
では、2022年も元気に頑張りましょう!