iPMご相談会でのこと

毎年1〜2回程度、iPMはご相談会をやっております。

今年も5⽉に、完全個別対応のご相談会を開催しました。

ZOOMですから、どこにいてもご参加が可能。

⼩さなお⼦さんがいらしても⼤丈夫です。

画⾯共有で、iPMの使い⽅も分かりやすくご説明できます。

今回も積極的にiPMの導⼊をお考えの⽅が多く、かなり具体的な利⽤内容のご相談もありました。

東レのCADとのデータのやり取り⽅法や、変換⽅法、過去のパターンデータの取り込みなどは、技術担当の佐藤君にもZOOMに参加してもらい、詳しくご返答をさせていただきました。

本当に熱⼼なお客様が多かった〜。

その中で、とても気になった⽅がいらっしゃいました。

専⾨学校の学⽣さんで、⼭野有喜さんとおっしゃる⽅です。
(ご了承を得てお名前を出しております。)

学⽣さんからの相談は、私がiPMを担当してから初めてでした。

⼤体、学⽣さんはカリキュラムでアパレルCADの習得がメインで、課題提出も忙しく、イラレの習得までやろうっていう⼈はなかなかいないんですよね。

でも、⼭野さんは学校でホンの少し習ったIllustratorを、独学で習得しようと頑張ってらっしゃいました。

相談会でも、Illustratorで作った原型を⽤意して、どういった点が上⼿くいかないのかを具体的に質問してくれたんです。

この真剣さに、泉井先⽣も私も感動!

こんなお客様は初めてです。

思わず会話に熱が⼊り、すっかり意気投合したところで、私の頭に単純な疑問が浮かびました。

「どうしてIllustratorを選ぶの?アパレルCADもあるでしょ?」

販売している側が、こんなことを質問するのはおかしいですよね。

⾃分でもおかしいと思いますよ。

本来、売る側の⼈間は、商品の良さを伝えて、欲しい⽅にご購⼊いただくものなのに。

しかし、iPMって単なる道具なんです。

どんなパターン作成をしたいかによっては、iPMじゃない⽅が良い場合もあるんです。

だから、つい⼝から出てしましました。

「どうしてIllustratorを選ぶの?アパレルCADもあるでしょ?」

⼭野さんは、即答してくれました。

『アパレルCADは確かに楽にパターンが作れるけれど、⾃分はこだわりを持ってパターンを作りたい。だから⼿引き感覚で使えるiPMが良いと思った。』と。

まだ学⽣さんで、学校ではアパレルCADを習えているのに、やりたいこととその⽅法をちゃんと考えられているのは、素晴らしいです。

私が学⽣の時には、こんなことがんがえてなかったなぁ。

この返答に、私も泉井先⽣も惚れちゃいましたねぇ〜!

実際、iPMはそこなんですよねぇ。
⼿引き感覚!

CADより安いから…と選んでいただけるより、嬉しいです。

近い将来、ご友⼈とブランド⽴ち上げも計画中とのことだったので、

「それなら、ちゃんとiPMの習得をしてはどう?」

とご提案させていただいたき、⼭野さんも前向きにご検討くださいました!

そうなったら、責任持ってしっかりサポートさせていただきますね。

ついでにどんなレッスンなのか、ちょっと⾒せてもらいましょう。

レッスンの様⼦は、後⽇記載していきます。

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